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正直、自分が一番不利だと思いますので、慈悲と慈愛の精神でどうかよろしくお願いします。
それじゃあ本題。
中学校入学以前の黒子と初春の話。
今回は、自分だけかもしれませんが、なんだか「破壊されたもの」が目に付きました。
砕けた車のウインドウ。散った花。
壊れた警備ロボ。流血。打撲。擦過傷。
割れたガラス。溶ける鉄球。
ざっと挙げてみるとこんなところでしょうか。
よく「破壊と創造」なんて言いますが、今回はそれに非常に沿ったものであったような気がします。
砕けたウインドウや散った花が、序盤での黒子と初春の仲を暗示するのは言わずもがな。
最後には仲直りをして、2人でともに進んでいく姿が描写されています。「雨降って地固まる」ってやつですね。
壊れた警備ロボや、固法先輩や黒子が負った傷は、黒子と初春のジャッジメントとしての成長への布石。
成長への過程としての傷があるからこそ、成長したという事実が、あるいは成長そのものが際立って見えます。
体に傷を負っていない初春の心にも、「ジャッジメントの姿」を想起させるものとなっていたでしょう。
割れた郵便局のガラスは、事件の解決と、初めての『超電磁砲』との出会い。
砕けたガラスから差し込む外の光が、強盗犯の「絶対等速」の威力を示すものであると同時に、割れた箇所から飛び込んだ電撃が放たれた鉄球を溶かし、事件解決への道を、そういう希望を示していたのには感嘆しました。
そして、初めて見る『超電磁砲』の力。この後常盤台に入学してどんなことがあったかは分かりませんが、このことが黒子の美琴への心情の変化に作用したことは間違いないでしょう。
破壊して、まっさらになったところから、感情であれ事実であれ、新たなものが生み出されるから美しく、際立って見えるんですよね。
またいっそうと強固になった黒子と初春の絆。再認識したジャッジメントの信念。
今回の話は、とても「綺麗な」青春してましたね。面白かった。
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- 2009/10/31(土) 09:26:25|
- とある科学の超電磁砲
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