不定形爆発 Ver.2.0

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フロニャルドってばマジ天国。 ― 『DOG DAYS』 EPISODE13「約束」

フロニャルドが天国な件。

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(2011/07/27)
宮野真守、堀江由衣 他

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というわけで、『DOG DAYS』が最終回を迎えましたね。
『DOG DAYS』らしいというか、誰も悲しむ者のない、素晴らしいくらいのハッピーエンドでした。そもそもあの世界で、泣いたり悲しんだりする人間がいるってことの方が信じられないですからね。ハッピーエンド以外の終わり方なんて、想像もつかないですからね。


さて、この物語を見終わって、思ったことをつらつらと。


基本的に、フロニャルドって悪意が存在しませんよね。
フロニャルドで行われている戦争は、戦興行というあくまでも<イベント>であって、人死にが出ないという点、私たちが通常考えるような形での<戦争>では全くないわけです。勝てばうれしいし、負けたって「しょんぼりするだけ」です。それ戦争って言わなくね?ってレベル。
実際その戦興行だって、ガチでバトルという側面もあるにはありますが、むしろアスレチックだよね、という感覚が先行します。どこか遊びという感覚が抜けません。
戦争と言えば、陰謀だとか政争だとか絡んできそうなものですが、そんな権謀術数を張り巡らす人もいません。

そこに暮らす人々も、基本、好意をもって接してくれます。いきなりフロニャルドに紛れ込んだ勇者・シンクに対する態度を見てもそれは明らか。犬耳のないシンクに、誰も疑ってかかるような態度はありません(姫様が呼んだなら、という安心感もあるのでしょうけど)。

ビスコッティはもちろん、ガレットだってその傾向は同じです。閣下は星詠みでミルヒと勇者の死を見て、それをなんとか救おうという好意のもと動いていたわけですしね。8話あたりに、神剣を狙うガレットのならず者集団みたいなのが出てきたりもしましたが、彼らだって「報酬をたんまりはずんでもらう」ためにボコボコにして神剣を奪おうとしたわけで、ころしてでも うばいとるみたいな感じで襲ってきたわけではないわけです。あの世界の人々の心性を考えてみると、素直に出したら、別に危害を加えないような気もするし。

ホントに悪意がない。邪気がない。唯一出てきた悪役と言えば魔物ですが、あれだって本意から魔物と化したわけではなかったですし。そもそも人じゃないし。

他にも、女の子がみんな可愛かったり、男どもは大抵気が良かったり、ラッキースケベが多発したりと、フロニャルドってばマジ至れり尽くせり空間。自分が勇者だったら帰りたくありませんね。国勢調査の職業欄には勇者って書いときます。

そんな出来すぎとも言えるくらいのフロニャルド。しかしそこにも得体のしれないものは存在するわけで。
地獄における唯一の希望がお釈迦様の垂らした蜘蛛の糸のように、要素は反転しますが、フロニャルドにもかすかな邪悪は存在するのです。
妖刀です。
本編では妖刀それ自体に意志があるようにも見えました。悪意があるかどうかは判然としませんが。しかし、妖刀っていうのに造った者がいないというのはこれいかに?それともこれがフロニャルドのシステム、自然の一環なのか。
フロニャルドにおける妖刀、そしてそれを造った者の存在(いるならですが)は本編では詳しく説明されませんでした。
こんなにおいしい要素を残しておくだなんて・・・もしかして2期orスピンオフのフラグなのでしょうか。

まあ、妖刀という無機物を「悪」と設定することで、その対比として有機物―キャラクタやら土地神やら―そういったものに「善」の要素を与えようとしているようにも見えます。あたかもフロニャルドは、誰も悪意を持たない天国のような空間であらねばならないかのようです。

そんな天国に迎えられる勇者・シンクは、別に世を儚んでいるわけでもなければ心が荒んでいるわけでもありません。もしそうだったなら、完全にこの話「現実逃避」を描く話になっちゃいますからね。
彼は現実世界(地球)での生活も楽しんでいるし、フロニャルドでの生活も謳歌しました。どちらもシンクにとっては等価値なものに思えます。天国にばかり依存することなく、地球での暮らしも受け入れている。
「楽しいことを数珠みたいにつないで暮らして、何が悪いんだよぉ!」と言ったのはシンジ君ですが、シンクはその対極にいるようにも感じられますね。
自分たちの生活に引き付けて考えてみれば、2次元・ネット空間―ひいては自分にとって居心地の良いばっかりに依存することなく、現実の生活―学校・会社―も受け入れている、というところでしょうか。まさに理想像、リア充。
どっちかに依存することなく、どちらも受容するという態度。誰でもネットという居心地の良い空間を創出できるこのご時世において、最も求められる態度なのかもしれません。やたらと深読みした感がなきにしもあらずですが、自分の考えは、やはりそういうところに行きつきました。


この3か月、『DOG DAYS』には楽しませてもらいました。
最初は「エクレ可愛いよエクレブヒイイイイイ」ってな目でしか見てませんでしたが、こんな長文記事を書けるような題材だったとは、改めて驚き(失礼)。
2期があったら割と嬉しいぞ、スタッフ!頼むぞスタッフ!ナナミを出してきたってことは期待してもいいんだよね!?
あと、夏休みにデレてくれる(だろう設定の)エクレに期待してます。同人でもSSでも構いません。
エクレ可愛いよエクレぶひいいいいいい(台無し)(完)
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テーマ:DOG DAYS - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2011/06/26(日) 01:50:40|
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