不定形爆発 Ver.2.0

アニメとか漫画とか、まあ色々。与太話ブログ。プラモの話と写真はTwitterに移転しました。

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私よりも私を知ってくれている人に―。 『ひだまりスケッチ』第6巻

『リトルバスターズ!』をやったことはございませんが、クドのちょっとえっちいフィギュアが出るようですね。
で、どの模型誌とは言いませんが、修正もかけずにち☆び丸出しの写真載っけるって、どういう神経してんだ……。あまりにもペッタンコだからだろうか?
これはあれか、しんちゃんのアレの丸出しが公共の電波に乗ってるのと同じなのか……。


まあそれはおいといて、

ひだまりスケッチ (6) (まんがタイムKRコミックス)ひだまりスケッチ (6) (まんがタイムKRコミックス)
(2011/08/27)
蒼樹 うめ

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『ひだまりスケッチ』の第6巻が発売されましたー。

久しぶりの『ひだまりスケッチ』ですが、今巻の見どころはラストの進路に悩むヒロさん。

今までの『ひだまりスケッチ』とは大分毛色の違った話で、卒業を間近に控えたヒロさんと沙英がメインに据えられているのですが、シリアスというか、真面目な感じのお話なのです。



目の前の進路予定表。
小さいころから絵を描くのが好きで、そうしてやまぶき高校に入学して―。
じゃあ、その後は……?
そんな風に悶々と悩むヒロ。一方の沙英は「私は…文系でがんばろうかな……」とヒロの部屋でポツリ。
沙英とは進路が分かれる、離れ離れになる。そんな思考がどこか頭の片隅に凝っているのか、次の日のヒロは何やら浮かぬ顔。
昼食も喉を通らず、宮子が保健室に強制連行。
保健室でも「顔色が悪い」と言われ、ベッドで休むことにしますが、ひょんなことで居眠りしていた吉野家先生に遭遇。悩みがあるんじゃないですか?と問われ、相談することに。
美大に行って、教職を取って、美術の先生になれたら…それでやまぶきに来れたりしたら…なんて…。
そんな風に言うヒロに先生は言います。

「…んー?ヒロさん……?その時のやまぶきには沙英さんもゆのさんたちも居ないけど大丈夫?
「やまぶきに赴任できる可能性は低いですし……。先生が生徒さんに与える影響って大きくって、ちょっとした一言で苦手意識を与えちゃうこともあるんですよ。そんなお仕事です」
「でも美術の楽しさを伝えられるとても素敵なお仕事です!ぜひ向き合ってみてくださいね♡」


何も言えないヒロ。

家に帰って先生の言葉を反芻し、「見抜かれちゃった」と痛感します。
変わりたくない、そんなことばかり考えていたのです。絵を描くのも好きだけど、それより今は、何よりも大切なみんなといっしょにいたい。
「卒業…したくないよぉ…」
涙が頬を伝います。

泣き疲れ、眠りから目覚めると、目の前にはヒロの進路予定表を持った沙英の姿が。ヒロは先生の言葉が脳裏に浮かぶのか、「やッ、それは違うの……!」と取り乱します。
しかし沙英は言います。

「…すごくいいね!先生!」


ヒロって、人に説明すんのうまいじゃん……と、沙英の知っているヒロ、ヒロの知らないヒロを話す沙英。
その言葉は、確実にヒロに安堵を与えていきます。
先生という職業への不安やら何やらは、徐々にその影をひそめていきます。
であれば、悩みの種はあと一つ。

「…私ね、卒業するの寂しい……。ひだまり荘出て…沙英とも離れ離れになっちゃうし……」
「んー? そりゃ寂しいよ、めちゃくちゃ寂しい!」
「でもさ、大丈夫だよ、変わらないよ。私たちが望んでれば大丈夫だよ…きっと今よりもっと良くなるよ」
「うん…」



次の日、晴れ晴れとした顔のヒロは、吉野家先生に美術教師を目指すことを報告します。
「私よりも私を知ってくれている人に、背中を押してもらえたので…!」



いい話だなァ。

ここでもう一つ言っておきたいのは、吉野家先生も「きついこと言っちゃったかもしれません」と悩んで言葉をかけている点。
厳しいことを言ったのも、「……せっかく未来の話をしているのに、後ろしか見てないなんて何だか悲しくて…」と思えばこそ。
教え子が、未来を明るく見ることのできるように、と考えたのでしょう。なんて良い先生だよぉ…。



んでもってもう一つ。
この「自分の知らない自分」ってテーマが、もう1か所使われている部分があるんですよね。
夏休みのゆのと宮子の一コマなのですが、

「そっかー意外~~~。私はゆのっちになれたら嬉しーよー?」
「わ…わかんない何で!?全然わかんないよ~…」
「わかんない? うーん、そういうものなのかもねー♪」


ここでも、自分の知らない自分、というのが描かれています。
自分ではわからない自身の魅力。
それこそが「自分の知らない自分」という点に凝縮されているのでしょう。
卑屈になるだけじゃ、わからないことだってある。自分のことは自分が一番わかってるなんて、そんなはずない。

『ひだまりスケッチ』では、各学年を2人のペアにしているのですが、こうやって相方を作ることによって、お互いの魅力、「自分の知らない自分」を発見させるようにしているのかもしれませんね。


そろそろ卒業も近づき、物語も節目を迎えようとしています。
アニメ4期と合わせて、これからも見ていきたいと思います。
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テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック

  1. 2011/08/28(日) 04:19:40|
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