不定形爆発 Ver.2.0

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『転生神機メロウガイン』/美味いものに美味いものを足すということ。

転生神機メロウガイン 1 (Flex Comix)転生神機メロウガイン 1 (Flex Comix)
(2009/04/09)
一文字 蛍

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いやぁ、これいいです。久々に熱い漫画を読んだ気がします。
そんなわけで紹介するのは、一文字蛍先生の『転生神機メロウガイン』。

<あらすじ>
西暦2030年・・・・・・
環境汚染により国土を失ったスワロ共和国の旧民族は、人智を超えた科学力で、海中国家「ゲステル教国」を建国、地上の人々に対し、攻撃を開始した!
そのゲステル教国に、人知れず立ち向かうひとりの少女――伊那ちかげ。ゲステル教国の野望を止められるのは、彼女だけだ!
「転生神機メロウガイン」・・・・・・その赤き拳が、地上を脅かす悪を打ち砕く!


あらすじを読めば分かると思いますが、ずいぶんと昭和の特撮を髣髴とさせるストーリーです。
きっとどの年代の人に訊いても、誰もが仮面ライダーやウルトラマンを好きと言うでしょう。いつ、どんな時代でも、こういう話は男の子の心をくすぐるものです。
それにプラスして、ロボットと可愛い女の子ですよ?
これで面白くないわけが無い。

まず、特撮的な面から。
最初に言っておきますが、この漫画、全員が必殺技を持っています。
主人公・ちかげの必殺技は、空手を利用した「正拳逆突きハリケーン」。
IMG_0774_convert_20090411230921.jpg
作者は毎回毎回、見せ場にこの技を持ってきます。しかもその大半が描き込みが異常なまでの見開き2ページ。作者の気合の入れようが伝わってきます。
ちかげのライバル・ゲステルのロッテ(本名はロッテンマイヤー)は、「アストロ・キック インフェルノ」。
IMG_0776_convert_20090411231006.jpg
要はただの蹴りです。しかし留意しておきたいのですが、ライダーキックもただの蹴りでしたが、怪人を倒すのがせいぜいでした。ですが、この技は戦車をぶち抜く威力があります。女の子が撃っていい技じゃないよ!

他にも、敵さんの技ですが、「十戒チョップ」というモーゼも真っ青の海が割れるチョップなどがあります。
しかも、みんな技を出す時には必ず技名を叫ぶなど、「必殺技」への力の入れ方がハンパではありません。

ストーリーにも、ゲステルの動きを見張っているのがどこにでもいそうなオッサンだったり、サブタイトルが「富士山が爆発する時、世界は滅亡する」だったりと、仮面ライダーや戦隊ものを意識したかのような要素が各所にちりばめられています。

次にロボット、というかメカの話。
ちかげなどが装着しているのは「メロウ級兵装」と呼ばれる、まあ簡単に言えばパワードスーツです。
「幽子」と言う時間と空間に影響されない素粒子を利用した動力炉を積んでいて、理論上出力は無限大。余裕で戦車にも勝てます。
そして巨大ロボット。
IMG_0775_convert_20090411231042.jpg
表紙にも出ているコイツの名前は「神体:ティアマット」。
表紙に出ているから味方のロボットかと思いきや、以外や以外、こいつ敵でした。
ゲステルを治める「四神」と呼ばれる無機物知性生命体の一角ですが、すでに精神が死しており、力を残した器と化しているそうで、全てのメロウ級兵装はこいつの内蔵から造られているとか。
で、このティアマットを操れるのは、四神に近い魂の持ち主のロッテのみ。
しかも目からビームにロケットパンチ、果ては「必殺・アストロキック ハルマゲドン」でちかげを成層圏まで蹴り飛ばすなど、それ何てチート?状態。これからコイツ相手にちかげはどうするんだろうなぁ・・・。

最後に皆様が一番気にするであろう、女の子の話。
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主人公のちかげは、空手部に所属しており、不良を楽々ぶちのめしてしまうほど。
ゲステルの仕業による江ノ島大災害で両親を失った日から、ゲステルへの復讐のために強くなろうと決意します。
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ロッテはゲステルの上等修道騎兵。ティアマットを操れるなどまだまだポテンシャルに底が見えません。
かつて温暖化で沈んでしまうであろう島におじさんとともに住んでおり、温暖化の影響か、小屋が崩れ海に落下。おじさんは自分を助けてから、力尽きて溺死してしまったという過去が。温暖化を引き起こした地上人に復讐を誓っています。
ヘビィな過去を背負っている二人のヒロインですが、どう考えても可愛いのはロッテです。
地上への潜入に、偏った知識から白いゴスロリを着用し、偶然出会ったちかげのお隣の高校生に一目ボレしてしまうなど、可愛らしさ炸裂。作者には「褐色+白ゴスロリ」というのを是非必殺技に加えてもらいたいです。


と、ここまで長々と書いてきましたが、結局自分が言いたいのは「美味いものに美味いものを足したらもっと美味い」ということです。
男子の心を打つ要素をいくつも重ねて、それでもあざとくなく見られる作品にしている作者の手腕、中々じゃないでしょうか。
荒唐無稽に荒唐無稽を重ねて創ったような話ですが、ここで「ないわー・・・」と引いちゃったらもったいない。
たまには乗せられて、突き抜けてみちゃってもいいんじゃない?
  1. 2009/04/11(土) 23:15:57|
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  4. | コメント:1
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コメント

ビーズ

スワロフスキーのビーズはやはり別格ですよねー。
  1. 2009/05/11(月) 14:10:48 |
  2. URL |
  3. ビーズ #mQop/nM.
  4. [ 編集 ]

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