現在、我が家には中学生の妹がいます。
そんな妹と同年代の少女が主人公のアニメ、『東京マグニチュード8.0』。
正直に言います。
リアルすぎて、見ていられない。『東京M8.0』の主人公・小野沢未来。
公式サイト曰く、「中学1年生(13歳)。共働きの両親と上手くいっておらず、反抗期の真っ最中。人見知りする性格で、携帯を片時も手放さない」女の子。
携帯電話のブログ(或いはプロフ)に、「こんな世界、いっそ壊れちゃえばいいのに・・・」と書き込んだり、お台場のロボット展で、ロボット操縦体験コーナーに長居しておばさんに怒られ不機嫌になったり、と
いわゆる中二病真っ盛り。普段なら、「ああ、イタイイタイwww」とか書いて終わりのところなんですが、何だかこの子の描写は、妙に自分の心を乱します。
何故だろう、と考えていくと、あるコトに行き着きました。
自分の妹に似てるんだ。携帯いじって云々はともかくとして、先に挙げたロボット展で怒られて、自分が悪いのに不機嫌になる描写とか、プリクラに「仲良し3人組」という書き込みがあったりと、そういうあたりすごい似てるんですよね。
自分の中学時代を思い返してもそういう人間が多かった気がします。
それって、「ええ~マジ~?チョーうざいんですけどぉ~」とか言ったり、「裏表のない女の子」みたいな、個人的にステレオタイプと思うキャラクタよりも圧倒的なリアリティを持ってるんですよね。そのリアリティが心を乱すんだ、と。
他人の厚意を素直に受けられなかったり。他人の注意にイラついたり。
それに目に見える形でリアクションを取る。不機嫌に無言で立ち去ったり、何か言い返したり、現実逃避したり。
そういう面がすごく“中学生”らしい(というより、“中学生女子”)。
自分は男ですが、つい最近までそういう立場の人間だったので、なんとなく「ああ、ああ」とうなずいてしまうんですよね。
そんな「リアル」を持ったキャラクタが大地震に遭う。
そんな時、この子はどう思うのか?どう動くのか?
キャラクタの「痛々しさ」は、リアルすぎて見ていられない。
でも。
リアルすぎるから、見てみたい。このアニメ、本当に良いアニメになるかもしれません。
- 2009/07/19(日) 07:44:54|
- アニメ感想・考察(Ver.1.0)
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過去記事へのコメントスマソ
妹いたの!?←
えー、みたことないー!
エヴァはですね、見に行くの取り消しになったんです(^ω^)…
- 2009/07/21(火) 15:43:45 |
- URL |
- ノェル #mQop/nM.
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