我が地域では放映されないが故に、「いつ見ようと大して変わらないか」との思いから視聴。とりあえず、記事タイトルの「第6話」を「第陸話」にしようかどうか悩みました。(どうでもいい)
序盤は浮遊霊に2階級特進した真宵と
良々々木さん失礼、噛みまみた。
前回めでたく彼女をゲットした阿良々木さんとの掛け合いでした。
この2人の掛け合いは、見てて和みますなァ。このたわいなさが良いんでしょうね。
そんな2人の元に、阿良々木の後輩の
神原駿河が登場。どうやら後ろから走って追っかけてきたようです。
彼女は女子バスケットボール部のエースであり、学校では有名人というよりか、スターのような扱いを受けているそうです。阿良々木は、ここ3日くらいから、彼女に急に付きまとわれるようになりました。
この情報を手に入れるためだけに、一時停止しまくったということは秘密です。それはさておき、阿良々木は彼女のことが苦手です。字幕ではっきり「ヤリズレエ」と出ます。
「ヤリヅレエ」の間違いだと思いますが。それでも駿河と話してやるあたり、阿良々木の優しさを感じます。
駿河に「お前、放課後は部活なんじゃないのか」と聞く阿良々木。駿河は包帯の巻かれた左手を示し、今はこんなんだから部活に出られない旨を伝えます。
逆に駿河は、阿良々木に、「ところで今日、変わったことはなかったか?」と、
変わったことを言い出します。阿良々木は、特に無い、これから成績のいいやつに勉強を教えてもらいに行くんだ、と伝えます。すると駿河は、「ふぅん・・・・・・あ、戦場々原先輩か」と、正解に行き着きます。かねてから噂は聞いている、とも。そこで目を伏せる駿河。
「では、邪魔をしてはいけないな」と、別れる駿河と阿良々木。
この駿河と阿良々木の会話シーン、
やたらBGMが不気味です。駿河にいったいどんなことがあったのだろうか、と勘繰らずにはいられないのですが、ここで彼女の出番は終わり。
所変わってひたぎの家。
勉強会の途中、ひたぎは阿良々木に、これから、つまり進路の事を聞きます。
「進路って、いきなりそんなこと・・・・・・」「もう高校3年生の5月末よ。前に、卒業できればそれでいいみたいなことを言っていたようだけれど、それはつまり、阿良々木くんは卒業と同時に就職するということ?」「ええと・・・・・・」「それとも、とりあえずはフリーター?それともニートなのかしら。ああ、でもまずは専門学校で手に職をつけるという選択肢もあるのかしら」「お前は僕の親なのか?」「親?何を言っているの? ・・・恋人でしょ」真っ赤になって倒れる阿良々木。
いいなァ!お前らいいなァ!!ちっくしょう!(ひがみ)
このあとも、「私はできれば阿良々木くんと同じ道に進みたいものなのだけれど」発言やら、それに照れる阿良々木やら、阿良々木の「同棲させてください」発言やら、
もうお腹一杯だよッ! ・・・・・・うッ・・・ヒック・・・・・くっ・・・・・・(漢泣き)
気を取り直して。
再開した勉強会の途中、阿良々木はひたぎに、神原駿河について尋ねます。すると、ひたぎも向こうを知っているとのこと。
しかし、阿良々木が駿河のことを「神原」と呼ぶのを聞いて、
「えらく親しげじゃない?」とひたぎは目に炎を煌々と燃やして、シャーペンを阿良々木の目に突きつけます。こ、怖ェ・・・・・・。
なんとかひたぎをなだめすかした阿良々木は、ひたぎと駿河の関係について情報を得ます。
何でも、
・部活のエース同士だったために、それなりに付き合いはあった
・プライベートでも、「面倒をかけたというか、見させられたというか」
・「上は洪水、下は大火事、なーんだ? ・・・・・・神原駿河の家よ」
・去年の初め、阿良々木よりも先に、ひたぎの怪異に気づいた
・彼女は助けようとしてきたが、ひたぎが文房具で拒絶の意を示した(1話参照)ため、彼女とはそれっきり
・今はもう赤の他人
・駿河が阿良々木に付きまとうのは、自分に彼氏ができたのを聞いたからじゃないか
・なぜなら、「自分で言うのもなんだけど、神原駿河にとって、戦場々原ひたぎは憧れの先輩だったのよ。だから、拒絶するときも、後腐れのないように注意をしたはずなのだけれど。・・・・・・そう、あの子、まだ私のこと忘れてなかったのね」
・付きまとうのは迷惑以外の何ものでもない
とのことでした。
そこで、翼にも、2人の関係を聞いてみる阿良々木。なんで翼は公園のブランコに一人で腰掛けているんでしょうか。教えてエライ人!
まあそれはともかくとして
・ヴァルハラコンビと呼ばれていた
・誰にでも人気があった
そうです。
このシーン、阿良々木からの質問が細切れでしか分からないために、翼の一人語りみたいになっているのが印象的ですね。
ついでに、翼は、ひたぎと阿良々木は「セルフフィールドを持っていて、さらにその中で篭城戦を繰り広げている」ことや、そういう人は人付き合いを嫌う傾向にあること、しかして人間嫌いとは違うこと、などを伝えます。
そんな話を聞いて、阿良々木は考えます。
<もし出来るのなら、戦場々原には、失ったもの、捨てたものを取り戻して欲しい
そんな僕の考えは、大きなお世話だろうし、ありがた迷惑だろう
でも僕は、そう思わざるを得ないのだ
だってそれは、絶対に僕には出来ないことだから>
これって、人間らしくない回復力の自分と照らし合わせた考え方ですよね。ふむぅ・・・・・・。
そんなことを考えながら線路を渡っていた阿良々木は、そこで白いレインコートを着た「何か」にめぐり合います。
煌々ときらめく目。血のように赤い両手。
次の瞬間、「何か」に猛烈な力で殴られる阿良々木。血を噴き出し、変な回転をつけて線路に沿った踏切から遠いところに吹っ飛ぶ。
何とか立ち上がった阿良々木は悟る。
間違いない。こいつは怪異だ。と。
なおも殴られる阿良々木。舞う鮮血。鳴り響く踏切の警報。容赦のない拳の嵐。
阿良々木は考える。この怪異はどうして僕を襲う?
血まみれで線路に横たわる阿良々木。迫る怪異。ちらりとその左腕から包帯がのぞく。すると怪異は、どこか別な方向に振り返る。
息を切らした阿良々木が次に目を開けると、そこにいたのはひたぎでした。
「忘れ物を、届けにきたのだけれど」
次回 「するがモンキー 其の弐」
- 2009/08/10(月) 22:15:00|
- 化物語
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先週突然のスペシャル編にビックリしたものの 今週は突然のひたぎOPにこれまたビックリいたしました。 どちらもなかなかウレシイサプライズでございます。 化物語 第三巻 / するがモンキー (完全生産限定版) [DVD]アニプレックス 2009-11-25by G-Tools
- 2009/08/15(土) 22:48:31 |
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