サブタイトルは「つばさキャット」ですが、
翼は1ミリたりとも出てきません。しかし、
いいもん見たわぁ・・・・・・!時はさかのぼって、前回と同じ日の昼休み。
「デートをします」ひたぎの突然の発言に、作ってきてもらった弁当の卵焼きをうっかり落としてしまう暦。
「はい?」
と、改めて聞き返すも、ひたぎは頷くだけ。
そして、箸でご飯をつまんだひたぎは言います。
「あーん」番組開始1分にして瀕死状態です。ニヤケすぎて、
ボクの顔面の筋肉が。しかも、このいつもと違う髪形。髪形が違うだけでドキッとするなんて経験、皆さんもあるんじゃないでしょうか。ポイント高いですよ、これは。
何のポイントかは自分も知りません。しかし、何よりも重要なのは、
ほんのり桜色に染まった頬ですよ!
最高得点です。あ、あの戦場ヶ原さんが・・・・・・っ!これがギャップ萌えというやつか、末恐ろしい世の中になったもんだぜ・・・・・・。
しかして、この「あーん」、当の暦本人はあまり嬉しくなさそう。劇中では「怖い」とすら表現されています。
まあ、今まで毒舌・暴言の雨あられでしたから、条件反射的にそう感じてしまうのかも。それでもうらやましいことに変わりはないんですが。
でも、「あーん」は恐ろしかった暦も、デートの方は嬉しいようで、「よっしゃーーーっ!!!」と雄叫びを上げて意気込んでいました。ひたぎのことは、なんだかんだ言って好きなんですね。感心感心。
じゃあ撫子はもらって行きま(マテ翼や撫子と話し込んで、若干、予定の時刻に遅れた暦。(デートの喜びで全速力なのですが)
それでも、ひたぎは「思ったより早かったわね」と評価。これ、暦が他の女の子と喋って遅くなるだろう、と予測の上での発言だったら、すごく怖いんですが。
まぁいいわ、と前置きして
「ついていらっしゃい」と、手を引いて誘うひたぎ。
そこにあったのは、自家用車。
ん?自家用車?そう、なんと目的地までは
彼女の父親同伴という地獄のデートだったのです。
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└l> ̄ !i´-) |\ `、 ヽ), />/ / 地 ほ こ
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 ̄ ̄ ̄ Y´/;:;:;\ 車中でも中々のイベントが発生しまくりでした。
以下、会話一部抜粋。
「阿良々木君、本当に静かね。とても口数が少ないわ。いつもならもっとおしゃべりしてくれるのに。今日は機嫌が悪いのかしら」「機嫌がどうとかじゃなくてな・・・・・・」「ああ、頭が悪いのね」「混乱に乗じて、言いたいだけのことを言ったな!」「阿良々木君は、いつだってツッコミだけは腕白なのね。いいわ。親切にも、私から話を振ってあげます。阿良々木君はそれに答えてくれればいいわ。私のどういうところが好き?」「好きじゃないところだけははっきりしてるよ!くそぅ、本気で楽しみにしてたのに、夢が叶ったくらいの気持ちでいたのに!」「夢だなんて大げさな。知っている、阿良々木君?『人』に『儚』と書いて・・・・・・あら?何だったかしら」「・・・・・・たぶん、僕だな」「お前は?僕のどういうところが好きなんだ?」「優しいところ。可愛いところ。私が困っているときにはいつだって助けに駆けつけてくれる王子様みたいなところ」「僕が悪かった!」この軽妙な掛け合いがたまりませんなァ。
他にも「下の名前を呼ぶイベント」とか、色っぽいシーンとかあるのですが、ここでは書ききれません。ぜひその目で見てほしいですね。
さて、目的地にようやく着くと、ひたぎは準備があるから、と暦を車内に押しとどめます。
「お父さんと歓談でもしていて頂戴」「へ?」
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 ̄ ̄ ̄ Y´/;:;:;\ (2回目)
気まずい空気になる車内。口火を切ったのは向こうでした。
「阿良々木君、とかいったね」
「え、あ、はい。阿良々木 暦です」
「そうか。娘をよろしく頼む」
「えぇ!!」
「・・・・・・なんちゃって」
なんだこのお茶目な親父は、と思いました。
しかも、声が立木さんなので、
どこかの総司令とかが勝手に脳内再生されるされる。「乗るなら早くしろ。でなければ、帰れ!」とかいつ言ってくれるのかと(オイ)
実際は真面目な親父で、自分が仕事人間であることや、ひたぎが心を閉ざした人間にしてしまったことに後悔の念を持っているようで、そんなひたぎを変えたことに、阿良々木を高く評価しているようです。
重し蟹の件を解決したことを、あれはひたぎが自分で助かっただけで、自分はそこに立ち会っただけです、と言う暦に、
「必要なときにその場所にいてくれたという事実は、それだけのことで、何にもましてありがたいものだ」
と言い、改めて「娘をよろしく頼む」と暦に願う親父。
マダオなんかじゃ決してありえません。準備が終わったと、ひたぎに呼ばれ、外に出る暦。
下を向かされ、一切の視界を封じられた状況で、ある場所に出ます。
目を閉じて横になると、目を開けていいわよ、とお達しが。
そこにあったのは、満天の星空でした。その光景に圧倒される暦に、ひたぎは空を指差し、「あれがデネブ、アルタイル、ベガ。有名な夏の大三角ね」と説明していきます。
一通りそれを終えると、ひたぎは言います。
「これで全部よ。私が持っているもの、全部。勉強を教えてあげられること。可愛い後輩。ぶっきらぼうなお父さん。それに、この星空。私が持っているものは、これくらいのもの。私が阿良々木君にあげられるのは、これくらいのもの。これくらいで、全部」
「全部・・・・・・」
「まあ、厳密に言えば毒舌とか暴言もあるけど」
「それは要らない」
「それに、私自身の肉体と言うのもあるけれど。それも要らない?」
「えっ、いやぁ、その・・・・・・」
「けれど知っているでしょう。私はその昔、下種な男に乱暴されかけたことがある」
「あぁ・・・・・・うん」
「あの下種な男が私にしようとしたことを、阿良々木君とするのは、正直言って、怖いわ。
私は今、阿良々木君を嫌いになることが、とても怖い。私は今、阿良々木君を失うことが、とても怖い」
それを打ち消そうとするかのように、暦の手はひたぎの手をつかみます。
そういうことは、必ず何とかするから、今は待ってほしい。だから、今あげられるのは、昔父と母と見に来たこの星空が最後、と言うひたぎ。
「私の、宝物よ」
「ねぇ、阿良々木君。私のこと、好き?」
「好きだよ」
「私も好きよ、阿良々木君のこと」
「ありがとう」
「私のどういうところが好き?」
「全部好きだ。好きじゃないところなんて無い」
「そう、嬉しいわ」
「お前は?僕のどういうところが好きなんだ?」
「優しいところ。可愛いところ。私が困っているときにはいつだって助けに駆けつけてくれる、王子様みたいなところ」
「嬉しいよ」
「そういえば、あの下種は私の体だけが目的だったから唇を奪おうとはしなかったわね」
「ふぅん・・・・・・」
「だから阿良々木君、
キスをします。違うわね、こうじゃないわ。キスを・・・キスをして・・・いただけませんか。キ、キスを・・・し、したら・・・どうなんです・・・」
「・・・・・・キスをしましょう、阿良々木君」「最終的に、そこに落ち着くか・・・・・・」
星々から目を離し、しばし見つめあう二人。
<こうして今日は、忘れられない日になった。僕たちにとって>
一緒に寝転がって、星空を見上げる。そんな恋人同士で、僕たちはいい。
まったく、「キスをしましょう」のひたぎさんは、
自分を殺す気なんですかね、ホント。思わず画面に血を吐きかけるところでしたよ。
というわけで、これにてTV編は終了。次回からはネット配信ですか。
次は翼の出番があるのか?だとすれば新OPの可能性も・・・・・・。
- 2009/09/26(土) 07:55:37|
- 化物語
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