何にも、知らない。君も、知らない。
この「物語」は。ようやく見れましたよ、『化物語』。実に長かった!
まあ、そんな前置きはさておき、本編の話。
今回の自分の注目どころは、暦の自転車の荷台に乗った翼が、
「何でもは知らないわよ。何でもは・・・知らない。何も・・・知らない」と言うシーン。
いつもなら、「何でもは知らないわよ。知ってることだけ」というセリフのはずですが、今回は違いました。何らかの心情の変化があったんでしょうね。
この前後の会話で、吸血鬼の特性としての「魅了」が語られます。異性を虜にする魔性の瞳。
最近、女の子が周りにいるのはそのせいじゃない?と翼。しかし、すぐに意地悪を言ったと謝ります。
それを気にしていない暦は、「むしろ納得した」と言い、「お前は何でも知ってるなぁ」と。そして、注目のセリフになるわけです。
この会話からセリフを読み解くしかないわけですが、まあ自分の単純な脳みそで考えると
「え、何?恋してんの?」
となってしまいます。
そうじゃないですか?前後の会話で「魅了」とか、女の子の話とかあれば、そういう風に考えませんか?
その上で「何も知らない」を考えると、自分の心情にうかがい知ることのできない部分がある、まったく知りえていない事柄がある、その「部分」が・・・と言う風に思えます。
そう考えた上での記事冒頭の赤字なわけです。
しかし、自分で言っておいてなんですが、この考え、どうにも
安易な気がします。これだけ演出を凝らしたアニメで、そんな安易な解釈が許されるものなのか?そもそも、以前の話だってうろ覚えなのに、キャラクタの行動・心情が理解できるのか?と、そう思うのです。
要は、自分の考えに疑念がついて回る、ということです。
このセリフは、どこから、誰から起因しているのか。
今回、文章に疑問符が多いのは、その疑問と格闘していたからと解釈してください。
次回でおそらく事件は解決するのでしょうが、もう少し、自分の足りない脳みそに情報を与えてくれることを望みます。
11月6日 追記蛇足ですが、障り猫が出現するシーンで、BGMってものが、いかに重要かを思い知らされました。
あんなにワクワクするBGMは久しぶりでした。
<おまけ>
自分が真宵と猫耳を見ていたときの表情。
(΄◉◞౪◟◉‵)
- 2009/11/05(木) 06:47:37|
- 化物語
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元記事はこちら↓http://coffeemonster.at.webry.info/200911/article_8.html化物語 第13話「つばさキャット其の三」の感想記事です。※この記事は...
- 2009/11/05(木) 18:55:46 |
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