「あと少しで、本当の戦いが始まる―」いやー、書くのが遅れてスミマセン。記事作成に時間がかかるので、テンションが高い時じゃないと、中々書けないんですよ。申し訳ない。
以下とんでもなくネタバレ。
・「今はもう、昔とは違ったな」浩一らを見つけた、といずこへか通信を行う武装集団。全員まとめて拘束しようと、にじり寄ってきます。
「どうした浩一!!早く―」
矢島は、理沙子を連れて逃げ出さない浩一に発破をかけます。
「何が『昔からそうだっただろ』だよ・・・・・・。 ・・・何時まで昔引きずってるんだよお前は。
今はもう、昔とは違うだろうが!!」浩一の叫びを聞いて、矢島は少し考え込む風な態度を見せます。うつむき、左手でかつて失われた右手に触れます。
「そうだな。確かにお前の言うとおり」

アパレシオンを転送させ、飛び乗る矢島は浩一に、
「ここは俺に任せて、お前は理沙子を連れて逃げろ」と言います。
またも「昔」から変わらない言葉をかけられ、浩一は歯噛みしながらも、理沙子の手を引いて走り出します。
追いかけようとする装備を固めた男たちに向かって、矢島はライフルを空に放ち威嚇します。
「まずは聞かせてくれないか。 ―貴様達は何者だ?」
・「ちょっと何処触ってるのよ!!何時までも待たされるからこっちから来てあげたんじゃない!!」長崎。
森次は何の用事かは分かりませんが、キリヤマ重工で誰かと電話をしている様子。
そこへ、「特務室の人間と名乗る女性」が現れます。
その女性は。
ただのオバサンと化したユリアンヌでした。服装は、今までの方が(トシの割に)頑張ってる感じがして、好きだったなァ・・・・・・w
それはともかくJUDA側の人間であることが明かされたユリアンヌ。
森次も驚いたようですが、キリヤマ重工や長崎での一件、短期間での迅雷の改修および量産などの、今までのことを考えれば辻褄が合うと言います。
「あら、やっぱり冷静ね」ユリアンヌはつまらなさそうにつぶやきます。
森次は問いかけます。
「―それでキミがコチラ側に戻ってきたからには何かあるのだろう?」
「あと少しよ」
目の前には迅雷が屹立しています。
「
あと少しで本当の戦いが始まる。加藤久嵩は本格的に推進派を動かしたわ」
・朧の月、霞む心朧月が浮かぶ夜空の下。
無事に逃げ切った浩一と理沙子は、橋の下へとたどり着きます。
「ねェ浩一ちょっと待って!!」と、理沙子は手を振りほどき、矢島を助けに行かないと、と焦ります。
「・・・・・・大丈夫だよ」
浩一はそう言いますが、銃を持っていたのを見た理沙子は気が気ではありません。そのことを浩一に問いかけますが、浩一は頑なに言い放ちます。
「だからアイツは大丈夫なんだって!!」
「お前も見ただろ!?矢島がマキナを呼んだのを!だからアイツは大丈夫なんだよ!!」
理沙子は、そんな浩一の態度に違和感を覚えます。全部分かっていたような言い方をする、と。
「ねェ。もしかして浩一は矢島が生きてたの知ってたんじゃない?」
沈黙。
「ねェなんで黙ってるの!?知ってるなら教えてよ!一体何がどうなってるか―」
「分からないんだよ俺だって!!」浩一はつい声を荒げてしまいます。
「・・・・・・ウソだよ・・・。
・・・浩一、ウソ吐いてる・・・」
仕方ないじゃないか、そういう顔をする浩一。マキナもJUDAのことも知らない理沙子に、話せるわけが無いじゃないかと。
そこに車が急停車します。懐中電灯を手に、中から飛び出てきたのは社長から頼まれて迎えに来た九条さんでした。
理沙子は2人 ―浩一と九条― を見て、何かを感じ取ったように後ずさりします。
マキナ?JUDA?矢島が生きてた?浩一は何を知ってるの?
浩一が振り返ったときには、理沙子はすでに背を向けていました。
呼び止めようとする浩一を制して、理沙子は言います。
「あたし・・・ ウソだけはイヤだよ・・・」
追いかけられない浩一。ウソを吐いていたのは事実。動かしがたい真実。
でも。
橋の支柱を、ヒビが入るほど思い切り殴りつけます。
「・・・アイツは死んでなくて、しかもファクターになってたんだぞ!! ・・・・・・」

「俺だってどう受け入れればいいか・・・分からないんだよ」九条はそっと、浩一の肩に手を置きます。
・「・・・・・・この格好は・・・!?」先ほどの公園。
アパレシオンの威嚇射撃の衝撃波で、動けなくなった連中の外套を、現れた青沼が剥ぎます。
「どうやら君達を襲ったのは」

特自。国家の手の者でした。
・「間違いなくJUDAは世界の敵になるわ」再び長崎はキリヤマ重工。
推進派についての情報をユリアンヌから聞き出す森次。なんでも推進派というのは、巷の噂では「各国に存在し、世界を裏から操るフィクサー」だということです。
それを否定するユリアンヌは、噂ではなく推進派は実在するし、何よりそれを束ねているのは加藤だと言います。
加藤がそのフィクサーたちを動かすとどうなるんだ、と尋ねる森次に、ユリアンヌはさあね、と答えます。
「でもひとつだけ言えるのは―
間違いなくJUDAは世界の敵になるわ」
それを聞いた森次は、差し詰め推進派は加藤の切り札だな、と言います。
ユリアンヌは「そりゃそうよ」とそれを肯定し、
「だって、推進派の正体って―」
正体を聞いた森次は驚きを声音に滲ませます。

「その話」
少女の声が響きます。声のした方へ頭をめぐらせると、黒髪豊かな少女が一人で立っていました。
「城崎さん」
「詳しく聞かせて下さい」
少女は、天児の娘でした。
―次回 第62話「願う亡霊」
前も書きましたが、やはりこれが普通の人間の反応ですよ。アニメ版はありませんでしたって、あんな反応。
んでもって、矢島はまだ思考が過去に捕らわれているくさいですね。浩一と一度でいいから激突して欲しいなァ。
今回は書くことあんまり無いですな。それじゃあ、この辺で。
- 2009/12/23(水) 21:28:11|
- 鉄のラインバレル(漫画)
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>浩一と一度でいいから激突して欲しいな
こちらもアニメ同様そういう展開もほしいと思っています。
それとPSP版の鉄のラインバレルクリアしました。感想はアニメ版をベースに原作の設定も取入れられてました。
原作作者描き下ろしのオリジナルマキナアダマントラスボスとして登場して結構高性能でした。
- 2009/12/25(金) 17:08:01 |
- URL |
- ダイヤ #PR6.u/TU
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> 原作作者描き下ろしのオリジナルマキナアダマントラスボスとして登場して結構高性能でした。
ずんぐりむっくりな体型でしたっけ?やっぱり、そういう体型の奴って強いですよねェ・・・ドムとか。
- 2009/12/28(月) 08:20:58 |
- URL |
- ホウ酸 #-
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