唐突に始まった「突発モノアイ話」ですが、これから思い立ったときにモノアイメカについてだらだら書こうかな、と。第1回はシナンジュについて。
シナンジュは赤い彗星の再来、フル・フロンタルが搭乗するサイコフレーム搭載型MSでありまして、作中のラスボスとして君臨する機体でもあります。
で、シナンジュの何がかっこいいって、
特殊な装備が一切ないコト。武装を見てみても、ビームライフル、バズーカ、グレネード、ビームサーベル、ビームアックス、シールド、以上。強いてあげればサイコフレームくらい。シャアの最後の搭乗機であるサザビーにだってファンネルがついていたのに、そういう誘導兵器は一切なし。UCのメカ本によれば、これは乗り手の技量に意識を誘導するための演出の一環なんだとか。
その上、作中で無類の強さを発揮するので、あたかも神がかり的な動きで敵機を撃墜していく様が思い描かれます。これはアンジェロくんが陶酔するのも仕方ない、うん。
かっこよさ2つ目。背中や脚部に装備された
大型スラスター。(それともバーニアというのか)
速さは強さ。これはフィクションにおける一定の方式だと思います。プッチ神父が承太郎に勝てたのも、その速さゆえ。時は加速する・・・メイドインヘブン!
話がそれました。で、何が言いたいかと言えば、この大型の推進器群は、そういった「速さ」の目に見える具体化だ、ということです。でっかい推進器が付いてたら、速そうでしょ?移動時に、脚部スラスターが回転して後方に向けられることで、翼のような背部スラスターと相まって、進行方向に対する機体デザインのベクトルとでも言うべきものが、一方向に収束されるのもポイント。
かっこよさ3つ目。
八頭身。カトキメカは得てして八頭身のヒーロー体型が多いのですが、シナンジュもまたそのひとつ。今まで、主人公の前に立ちふさがるジオン系MSは、ずんぐりむっくりが多かったのですが、シナンジュはそれを裏切って見事な八頭身。ヒロイックな体型でありながら悪役ということで、ダークヒーロー的な感じもちょっと感じられるかな。
かっこよさ4つ目。
モノアイ。まあ、これは単に自分がモノアイが死ぬほど好きだということに起因しているんですけどね。モノアイが左右に振れるあの動きに惚れました。
それにしても、宇宙世紀モノのラスボスがモノアイじゃないと、なんか締まらないじゃないですか。ジオングしかり、ジ・Oしかり、サザビーしかり。キュベレイは脇に置いとくとして。
それに、今後ガンダム作品が作られることがそうそうないような気がするので(あくまで主観)、シナンジュが最後のモノアイ高性能機だと思うと、何か感慨深いものをかんじるじゃあありませんか。SEEDとか00とかで、モノアイの高性能機って、なかったよね?
というわけで、シナンジュの話はおしまい。うっかりMGもHGUCも作ってしまうほど惚れたので、今後のアニメ版UCでの活躍も見守っていきたいと思います。ガンダムEXVSでもシナンジュしか使いません。誓う。
この記事書いた理由が、EXVSでシナンジュ使ってて、中学生(推定)の使うマスターガンダムに負けたからだというのは秘密だ!
- 2011/03/18(金) 16:46:23|
- 突発モノアイ話
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0