実は俺『氷菓』見てたんだよ!(だからどうした)『氷菓』をなんとか3話まで見たので、ほにゃらららと更新。
いやしかし、
実に可愛いね!さすがに京アニというのか、いやキャラデザがすげえというのか。
とにもかくにも、毎週のようにテレビの前で「きゃわわわわ」とか単純な脳みそになってる自分がいるわけです。
きゃわわ。
しかし見ていて思う。
これってミステリなの?昔から角川文庫とかの巻末広告で、『氷菓』の名前自体は知っていたのですが、確かミステリってジャンルで売り出していたような・・・。
んでもって、公式サイトを見ていたら、青春学園ミステリと銘打ってるじゃあございませんか。
けれどもなんでしょうね、ミステリ・・・ミステリ?
これって推理云々ってよりは、予想って分類するのが筋なような、そんな感覚がします。
おそらく、自分の脳内で「ミステリ=探偵小説」の方程式があるからなんだろうなぁ、と思う。
名探偵コナンよろしく、人が死ぬのがミステリ、みたいな。
まぁ『氷菓』みたいな世界観で、人死にが出ても困るんだけど。
あれか、「人が死なない知恵のつくミステリ」ってやつか!
(違う)個人的に、人が死ぬ・・・たとえば殺人事件を扱うようなミステリって、人が死ぬのを前提としている時点で、なんだか人が死ぬってことを玩具にしているような感じがして、あんまり好きになれないんですよね。
何かしらテーマがあるにしても、「それって、戦争でも災害でもない人死にが出ないと書けないのかしらん」みたいな。
登場人物が平生の時を生きているのに、わざわざ殺す必要があるのかしらん。
特に、それが無辜の者である日には。
『氷菓』は人が死ぬ類のミステリではないんだろうな、と感じる。
推理ごっこのような、探偵ごっこのような、「本格ミステリ」から見たらそうとしか映らない、ぬるま湯のごときこの作品世界。
だからこそ、こんな自分でも安心して見ていられるのだろうし、それこそが見る理由なのだろうな、とも思う。
君死にたまふことなかれ。
与謝野晶子関係ないけど。
テーマ:氷菓 - ジャンル:アニメ・コミック
- 2012/05/12(土) 23:39:36|
- アニメ感想・考察(Ver.2.0)
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はじめまして。「氷菓」をブログ検索して来ました。
あまり一般的には知られていませんが、ミステリには「日常の謎」と呼ばれるジャンルがあります。
犯罪が起きるわけではなく、日常生活で起きた奇妙な出来事の謎を解く、というものです。
ミステリファンの間では、ミステリのひとつのありかたとして認められて、作品もたくさん書かれています。
「氷菓」も「日常の謎」のひとつとして、いい作品だと思いますよ。
- 2012/05/13(日) 14:05:09 |
- URL |
- any0ne #-
- [ 編集 ]
コメントありがとうございます!
> はじめまして。「氷菓」をブログ検索して来ました。
『氷菓』でブログ検索して、このブログが出ることが驚き桃の木山椒の木。
> あまり一般的には知られていませんが、ミステリには「日常の謎」と呼ばれるジャンルがあります。
> 犯罪が起きるわけではなく、日常生活で起きた奇妙な出来事の謎を解く、というものです。
> ミステリファンの間では、ミステリのひとつのありかたとして認められて、作品もたくさん書かれています。
> 「氷菓」も「日常の謎」のひとつとして、いい作品だと思いますよ。
なーる。
普段あまりミステリは読まないものですから、そういうなんと言いますか、ほのぼのとした内容のものも「ミステリ」の範疇に納めていいとは露知らず。懐が広いんですね、ミステリってのは。
any0neさんに教えてもらえなかったら、たぶん「ミステリ風のラノベっぽいアニメ」という定義がふにゃふにゃな謎の認識をするところでした。危ない危ない。
しかし、無知を晒してしまって恥ずかしい限り・・・。
む、無知の知ってことで、ひとつ(何が)
- 2012/05/13(日) 16:30:27 |
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- ホウ酸 #-
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