とある理由で赤マルジャンプを購入し、その中でも個人的に気になる作品だったので項目分けして感想書いてみることにしました。
<設定>
歯車の音が街に響く 糸を繰る音が聴こえる
「機(からくり)仕掛けの大陸」 機技術の発達したこの世界には 機人形を操り犯罪者を捕まえる警察
『遊撃機巧隊(オークワードギア)』が活躍していた(劇中より)
時代的には中世ヨーロッパといった感じですが、違うところは、この世界は機が発達し人々の生活を支えているということ。
特に機人形は「自律型」と「操り型」の2種があり、操り型はまさにマリオネットそのもので、糸によってその動きを制御します。警察で使われているのはこのタイプで、物語にもこのタイプしか出てきません。
機人形が相当好きです。
警察で使われるものなのに、まったくもって実用的じゃないそのファンタジーな造型。そしてその体のあちこちから覗く歯車・・・。完全なように見えて不完全なその姿・・・イイネ!
そういえば自分、『からくりサーカス』の操り人形も好きだったなぁ。特にあるるかん。(わかる人いるかな・・・)
で、「それはちょっと・・・」な点を挙げると、まず一つ。
機人形ってAKUMAに似てないか?な点。
それともう一つ。
パトレイバーを機人形に置き換えたらこの設定になるんじゃない?という点。
この点が一番個人的に気になってしまいました。まぁ、難癖つけてるだけっていうような感じも自分の中にはあるのですが・・・やっぱりどうしても気になってしまいます。
でもここはこの作品の魅力を書く上ではそこまで重要じゃないので軽くスルーするとしましょう。
<キャラクター>

主人公・カムイ。
超緊張症で人の目が苦手。機人形の特級技師であり、その扱いは一流。
ククリ。
この漫画の一番の魅力です。見た目は普通の可愛い女の子。しかしその正体は---

最新型の機人形・A参号式『ククリ』。人の心と寸分変わらぬ『こころ機関』を搭載した感情がある機人形。
兎にも角にも
ククリが可愛くてしょうがない。話し方が特徴的で「~とゆう~」を多用し、またドジッ娘&ツンデレという属性もお持ちです。
カムイの上司のリンが「(カムイが)ククリが普通の可愛い女の子にしか思えないらしくって・・・」と言えば、赤面して「なっ・・・なまいきだっ!!!」とカムイに怒鳴りつけたり
ああもう可愛いなぁ!!そういう萌え要素が無くとも、
「私・・・人を助けるというの大好き・・・
ありがとうと言われると 心があったかくなるの
マリオネットで一緒に戦うとゆうのも・・・ 勝手されたら嫌だけれど だれかと力をあわせて一緒にあったかくなれるって・・・すごい素敵ではない?
いっしょって・・・・・・なんか・・・・・・いいよねぇ・・・!!!」と過去に発言するなど、優しさもちゃんと持ち備えています。
このキャラがいなかったら、この漫画スルーしてたかもしれません。(ヒデェ
<ストーリーについて>※本編の内容については買って読んでね!
この話、流れとしてはいたって単純。うじうじしていた主人公が周囲の助言などによって決意を新たに固め、悪に向かっていく、というものですから。
だから、その単純さ、シンプルゆえにテーマが伝わってきやすい。
はっきり言ってしまえばこの漫画のテーマは『絆』、心のつながりです。そしてそれはこの漫画のいたるところに描かれています。それはククリとの絆であったり、上司との絆であったり・・・。
そういった直接的なものもあれば、必死な練習でゴツゴツになったカムイの手などの『絆』への間接的なものも合ったり。
その『絆』ゆえにカムイは決意を固め、自身を克服するのです。
機は心と心をつなぐもの。これからもカムイはククリとともに新たな絆を作り上げていくのでしょう。
またニヤニヤ展開も見所の一つ。
カムイが緊張を乗り越える際に「大好きだすからっ!!!」←噛んだ と言うのですが、この発言の前にモノローグがあるのですが、心が読めるわけではないのでククリは誤解して

うへぇ(←キュン死に)
糸が店の看板に引っかかってしまったカムイを降ろす時にうっかりしていて
ありがち!ありがちなんだけどそれがいいッ!うへぇ(2回目)作者は岩本直輝先生です。あんたサイコーだよっ!
ではっ。
- 2008/08/19(火) 08:24:18|
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| コメント:1
君すごいね!! よくこんな書ける…敬
ククリ可愛かったぁ‐!!
週間で連載してくんないかな‐ww
てか、ホウ酸の記事って凄い的を射ているかんじですねww 流石w
- 2008/08/19(火) 13:00:51 |
- URL |
- ニワトリ #mQop/nM.
- [ 編集 ]
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- 2008/08/19(火) 13:56:54 |
- ネットの情報局