もうずっとJUDATVの作画でやってくれたらいいのに☆そんなわけで、某アニメの衛星兵器と名前が被るサブタイだといろんなところで言われていた#18「メメント・モリ」の感想です。
今回は
熱い。同じサブタイトルってことでこちらもどうぞ。原作版なので、ネタバレ注意です。
『鉄のラインバレル』第44話「メメント・モリ」感想
・「どうも~!世界の坊ちゃん嬢ちゃん、見てくれてるかいな!JUDATVの時間がやってきたでぇ!」何だこのプロパガンダwしかも無駄に作画が良いし、なによりこの描き方で見ると、
シズナが可愛いですね。こんなことこのアニメ見始めてから初めてのことかもしれません。
このプロパガンダTVはディスィーブが放送局のアンテナを乗っ取ることで成立しています。が、そこへツバキヒメを筆頭とするアルマ部隊が急襲し、放送は中断。ディスィーブもピンチに陥りますが、それを助けたのはまさかの
ジャック・スミス。
やっぱり、こういうムサイおっさんがいると心強いですね。JUDA組にはこういう人が居ませんからね。五十嵐隊長は
役に立たないので問題外です☆(ヒデェ
・「浩一!?何があったの!?どうしてこんなことになっちゃったの!?」前回矢島が渡したデータには、ロシアの原潜基地の位置が入っていました。しかし今城崎を助けに出ていけばやつらの思う壺。それを浩一が指摘すると、皆して賢い浩一は気持ち悪いと言いだします。
主人公の成長を少しは喜べよ!そんな浩一に理沙子は詰め寄ります。一体全体何があったの、と。ファクターって何?マキナって何?浩一は、これは矢島が自分で答えなければならないと考え、何も言いません。
この局面に至っても、現状から置き去りにされている理沙子が可哀想です。しかしながら、非日常が支配するこの世界において、彼女は日常を表すヒロインなので(対極は城崎)、きっと一段落つくまで何も知らされないんだろうなぁ。その一段落着くというのが
最終回という可能性も否めませんが。
そこへアルマ部隊が攻撃を仕掛けてきます。沢渡は、この前の戦闘以降、機体を「イダテン弐ノ型」に変えたようです。グラン・ネイドルがスフィア設置フィールドでバリアを解除しようと試み出し、浩一は先に城崎救出へ、皆は迎撃へと動き出します。
・“世界征服”ラインバレルがデータの場所に着くと、加藤久嵩がそれを出迎え、矢島はまだ帰ってきていないと答えて、一緒に話でもと浩一を誘います。
そこで(個人的な関心事の)アパレシオンの動きがようやく判明。それは<ラインバレルがファクターを殺す→矢島をファクターに→加藤機関が回収>と言うものでした。
そして話は「世界征服」へと移っていきます。加藤は言います。
「ゴルジア家30年の圧政はミケランジェロやダ・ヴィンチのルネサンスを生んだ。スイス500年の平和と民主主義は何を生んだ?鳩時計だけだ。」そして、未来への想像を生み出すものは抑圧であり、その最も適したものは何かといえばそれは
死であると。
想像力を失った人間はもはや人とは言えない。それはマキナと同じだ。であるならば、我々が人類のファクターとなり、人類を淘汰し、想像する者のみに人としての道を築かせる。それが加藤機関の掲げる
世界征服なのだと。
そんなセリフ、帆立を網焼きにしながらいうことじゃないだろと思ったら負けです。
そして浩一を加藤機関に再びスカウトします。
一方その頃、矢島は城崎にあることを問いただしていました。
お前は浩一のことが好きなのか?と。それは理沙子に好意を抱くが為の行動であり、たとえ矢島が
城崎をひん剥く結果になったとしても、それは仕方が無いのです。(オィ
そして、城崎は自分の心と向き合います。自分はどうして浩一と共にいるのかと。
・強い心御崎町ではシールドが破られ、戦闘の火蓋が切って落とされます。九条さんは浩一の帰ってくる場所を守るために。山下は森次の手紙をその手に。それぞれ強い信念とともに戦います。
浩一も加藤のスカウトを蹴り、言います。
「お前には解らないだろうな。抵抗したくても出来ない人の、馬鹿みたいな夢に縋るしか無い人の気持ちは。でも俺には解る!そういう人たちの気持ちがな。
今の俺には戦う力がある。確かにそれは城崎から貰ったもので、俺の力じゃない。俺の正義なんて、何の役にも立たないちっぽけなものかもしれない。
だけどなりたいんだ!本当の「正義の味方」に!
俺はジュディを忘れない。石神のおっさんの切実な願いを忘れない!昔の俺のような、力の無い人たちがいる。俺を信じて、願ってくれた人たちがいる!だから俺は戦うんだ!!」そしてその場に矢島が到着し、城崎を地下に収容したことを告げます。が、加藤はもう用がなくなった
と言い、浩一に連れて帰るように言います。去ってゆく浩一を見つめ、そして加藤は呟きます。
「妹をよろしく。」いやぁ、熱い。熱くて非常に良い。挿入歌の「PROUD」がいい味出してます。
そして判明した驚愕の真実。
城崎が加藤の妹ってどういくぁwせdrftgyふじこlp;(←混乱中)
・追撃浩一に城崎を連れ帰らせたことに対して矢島は加藤に詰め寄ります。
が、逆に言われます。浩一と城崎がうまく行ったほうが都合がいいんじゃないのかと。
自分の気持ちより、他人の―理沙子の気持ちを尊重する矢島は、「俺のことは関係ない」と言い、アパレシオンでラインバレルを追いかけていきます。
ラインバレルがJUDAへの帰途を飛行していると、後ろからアパレシオンの弾丸が飛来し、ラインバレルは被弾、墜落してしまいます。
そして立ちはだかる親友。
自分の気持ちを、押し殺して。今回はラインバレルのアニメを見てきて、
初めてガチで面白いと思いました。次の#19も期待できます。
───次回 #19「届く陽、暴かれる陰」
この1クリックが明日への活力。
- 2009/02/07(土) 05:17:05|
- 鉄のラインバレル(アニメ)
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ホタテの似合う男、加藤久嵩。 このコンボで今回の感想を終わってもいいぐらいのインパクト(笑) 浩一と食べようと思ってたのか、それとも城崎と食べようと思ってたのか まさか矢島とじゃないだろーと思いつつも 焼き網を団扇で煽ぎながらホタテを焼く司令の姿はたまらん...
- 2009/02/18(水) 04:24:14 |
- 風庫~カゼクラ~
鉄のラインバレル #18 『メメント・モリ』 感想 クリエイティブプロデューサーに谷口悟朗を構えた、GONZOの期待作! 原作漫画...
- 2009/02/07(土) 22:31:06 |
- 荒野の出来事
「頼むわよ、正義の味方」加藤機関が総攻撃を仕掛ける話。仲間の応援で浩一は矢島の所へ行きますが、そこには矢島では無く、加藤1人が...
- 2009/02/07(土) 17:01:59 |
- 日記・・・かも
死を想うことで。鉄のラインバレル 第18話「メメント・モリ」の感想です。
- 2009/02/07(土) 15:37:19 |
- 日常と紙一重のせかい
シリアス展開はいいのだけれど、途中に妙な盛り上がりが…。あと衝撃の事実、発覚。鉄のラインバレル #18 メメント・モリ絵美を矢島...
- 2009/02/07(土) 13:11:45 |
- Little Colors
鉄のラインバレルの第18話を見ました。#18 メメント・モリ絵美が加藤機関の下にいる矢島に拉致されてしまい、浩一は助けにいきたかったが、今のJUDAで戦えるのは自分しかいないため自重していた。理沙子は矢島が変わってしまったことと、浩一が強くなったことに浩一...
- 2009/02/07(土) 12:10:43 |
- MAGI☆の日記
『鉄のラインバレル』 DVD Vol.1 (初回限定版、特典ドラマCD付き)クチコミを見る城崎が連れ去られた。今すぐにでも助けに行きたい浩一だが、状況を考えると安易に飛び出すわけにもいかない。浩一は逡巡するが、仲間たちに促され、指定された場所へと急行する。そこで?..
- 2009/02/07(土) 11:25:59 |
- ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人
矢島の指定した場所に向かった浩一を待っていたのは加藤であった。再び仲間になれと誘う加藤は、ただ漫然と生きる者はマキナと変わらないと...
- 2009/02/07(土) 09:16:03 |
- SERA@らくblog 3.0
シリアス展開の中にお笑いもしっかり忘れず。伏線の張り方と引きの巧さはさすがの切れ味ですね。降矢くん、ご臨終でなくてヨカッタ。ちゃんと彼の描写も入っているところがいいですね。初っ端からお笑い担当のシズナとイズナ。ケーブル引っ張ってJUDATV...
- 2009/02/07(土) 07:07:48 |
- のらりんクロッキー
#18「メメント・モリ」絵美が加藤機関にさらわれてしまった。浩一は、助けにいきたいのはやまやまだが、今のJUDAで戦えるのは自分しかいないため自重していた。そんな彼の思いをくみ、とにかく救助に向かうべきだと促すJUDAの面々。浩一は仲間たちの配慮に感...
- 2009/02/07(土) 07:06:55 |
- 日々“是”精進!